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2026-09-02

空き家の防犯対策|狙われやすい状態と、片付けでできる防ぎ方

「実家が空き家になってから、なんとなく防犯が気になっている」「近所の方に『夜、誰かいたみたいだけど』と言われて不安になった」——空き家のご相談では、片付けの話と一緒に、こうした不安を伺うことがあります。誰も住んでいない家は、住んでいる家より人目が届かず、何かあっても気づくまでに時間がかかります。

結論から言うと、空き家が狙われやすくなるのは、外から見て「この家には人が来ていない」と分かる状態が続いたときです。郵便物・外観・鍵——この3つを帰省のたびに整えるだけで、「無人」と分かる状態は減らせます。そして片付けの面でできることの一つが、貴重品と値の付く物を空き家に残さないことです。侵入そのものを防ぐ手段ではありませんが、入られたときの損失を抑え、何が無くなったかを確かめやすくする方法の一つになります(相続財産で相続人が複数いる場合は、記録と相続人への共有を先に行います)。

この記事では、空き家が狙われやすくなる状態を整理したうえで、帰省のたびにできる防ぎ方と、片付けでできることをまとめます。防犯設備そのものの選び方は専門業者の領分なので、ここでは所有者やご家族が自分でできる範囲に絞ります。空き家の片付け全体の進め方は滋賀の実家が空き家に。片付けはいつ?を、自治体から通知が届いた場合の対応は空き家を放置するとどうなる?をあわせてご覧ください。

📷 【何を先に持ち帰ればよいか、写真だけでも相談できます】 実家のある市町と、部屋全体が分かる写真をお送りください。片付けの進め方と、先に持ち帰ったほうがよい物・査定できそうな物の目安をご案内します。 写真でのご案内は概算です。正式な査定金額は、現物を対面で確認してからお伝えします。 → LINEで写真を送る

空き家が狙われやすくなるのは、「無人」が外から分かるとき

侵入や盗難の対象になりやすくなる要因はいくつかありますが、その一つが人が来ていないことを外から確かめられる状態です。人がいる家に入るのは見つかる危険がありますが、「何日も郵便物が取られていない」「夜になっても一度も明かりがつかない」と分かる家は、その危険が小さいと判断されやすくなります。家の大きさや見た目だけでは決まりません。

しかも空き家では、被害に気づくのが遅れます。住んでいる家なら帰宅した日に分かることが、次の帰省まで数か月分からない。気づいたときには、何が無くなったのかを確かめる手がかりも残っていない——これが、空き家の防犯を考えるときの前提です。

空き家の防犯で帰省のたびに見直す4つの点の図解。1〜2は外から「無人」と分かるサイン、3は鍵の管理、4は入られたときの損失を抑える片付け。1 郵便物がたまっている(あふれたチラシは「受け取る人がいない」の合図)、2 外観が「無人」のまま(雨戸を閉めたまま・雑草が伸びたまま・夜も明かりがない)、3 鍵の所在があいまい(誰が合鍵を持っているか分からないなら交換・管理を見直す)、4 貴重品・値の付く物を残さない(侵入防止ではなく損失を抑える片付け。相続人が複数なら記録・共有を先に)

帰省のたびに整えたい3つのこと——郵便物・外観・鍵

防犯設備を入れる前に、帰省のたびにできることがあります。どれも「人が来ている家」に見せるための手入れで、特別な道具は要りません。

1. 郵便物をためない

郵便受けからチラシがあふれている状態は、外から見て分かりやすい「無人」の合図の一つです。帰省のたびに持ち帰るのが基本ですが、間隔が空くなら、郵便局の転送サービス(転送には期間の定めがあるため、郵便局に確認してください)や、郵便受けに「チラシ投函お断り」の表示をしておく方法があります。持ち帰った郵便物のうち、自治体や税の文書は捨てずに保管してください。

2. 外観を「人が来ている家」に保ち、近隣に一言伝えておく

雑草や庭木が伸びたまま、雨戸が何か月も閉まったまま、夜は真っ暗——こうした状態が続くほど、外から「誰も来ていない」と分かります。帰省のたびに庭木と雑草の手入れをして、滞在中は雨戸や窓を開け、帰る前に閉める。それだけでも「動きのある家」に見えます。夜間の明かりは、タイマーで点灯する照明やセンサーライトのような選択肢がありますが、機器の選定や設置は電気工事店や防犯設備の専門業者に相談してください。

あわせて、近隣の方に「今は誰も住んでいないので、気になることがあれば連絡をください」と伝え、連絡先を渡しておくと、見慣れない人の出入りや物音に気づいてもらえることがあります。人目は、設備を入れる前からできる防犯の一つです。

3. 鍵の所在をはっきりさせる

長く空いている実家では、「合鍵を誰が持っているか分からない」ことが珍しくありません。親の代に近所や親戚に渡した鍵、亡くなった方の持ち物に混ざっていた鍵など、所在があいまいな鍵があるなら、鍵の交換や管理の見直しを検討してください。窓の鍵(クレセント錠)、勝手口、物置の施錠も、帰る前に一周して確認します。鍵を持っている人と連絡先は家族の間で一覧にしておくと、帰省のたびに迷わずに済みます。

片付けでできる防犯——貴重品と値の付く物を空き家に残さない

防犯の面で片付けにできることの一つは、盗まれて困る物を空き家に置かないことです。侵入を防ぐ効果を約束するものではなく、盗難にあったときの損失を抑えるための方法です。

理由は2つあります。一つは、被害に気づけないこと。空き家では次の帰省まで誰も中を見ないので、無くなっても気づくのが遅れ、気づいても「もともと何があったか」が分からず、警察に届け出るときの説明にも困ります。もう一つは、貴重品や値の付く物が残っている家ほど、入られたときの損失が大きいことです。

持ち帰る・保管場所を移すことを先に考えたい物は、次のとおりです。

これらは「捨てる・売る」を決める前に、持ち帰るか、保管場所を移すだけで、入られたときの損失を抑えやすくなります。侵入そのものを防ぐ方法ではありません。物を減らさない作業なので、家をどうするか決まっていない段階でも進められます。

ただし、その家が相続財産で相続人が複数いる場合は、一人の判断で持ち出さないでください。現金・通帳・貴金属などは遺産分割の対象になりえます。動かす前に「何を・どこへ移すか」を写真と一行メモで記録し、他の相続人に共有して了解を得てから移す——この順番を守ると、紛失や使い込みを疑われる相続トラブルを避けやすくなります。話し合いがつくまで動かさず、施錠と記録だけ済ませておく選択もあります。どこまでを単独で進めてよいかの判断が必要な場合は、司法書士や弁護士などの専門家にご相談ください。

あわせて、部屋ごとに全体が分かる写真を撮っておくと、万一のときに何が無くなったかを確かめる手がかりになり、離れて住む家族との共有や業者への相談にもそのまま使えます。

そのうえで、持ち帰りきれない物や家族の誰も使わない物は、査定して手放すという選択があります。カタクルは、買取対象品を古物商として査定・買取します。どんな物が対象になるかは買取できる物の一覧にまとめています。ただし、その家が相続財産で相続人が複数いる場合、売る・捨てるといった物を減らす作業は相続人全員の同意を得てからが原則です。保管場所を移す段階での記録・共有の仕方や、手放す前の手順は遺産分割の前に、実家の物をどう扱う?を確認してください。

防犯設備は専門業者の領分——片付け業者にできること・できないこと

センサーライト・防犯カメラ・窓の補助錠・警備会社のホームセキュリティなど、空き家向けの設備やサービスはいろいろあります。どれを選ぶか、どこに付けるかは家の構造や周辺環境によって変わるため、警備会社や防犯設備の専門業者、地域の警察署の生活安全担当に相談してください。カタクルは片付けと買取の業者で、防犯診断や設備の設置、警備は行いません。

片付けの側でできるのは、①盗まれて困る物を中に残さないこと、②外に置いた段ボール・古紙・灯油などの燃えやすい物を片付けて、人目のない家の周りに火の元になる物を置かないこと、③家の中と外を「手入れされている状態」に戻すこと、の3つです。この3つが整うと、設備の相談も具体的にしやすくなります。

処分が必要な物は「実家のある市町」のルールで

片付けの結果、処分が必要になった物は、実家のある市町のルールに従って出します。滋賀県内でも分別区分や粗大ごみの出し方は市町によって異なります。いま住んでいる自治体のルールとは違うことも多いため、「実家のある市町」の案内を確認してください。

カタクルは、買取対象品を古物商として査定・買取します。処分が必要な家庭の不用品については、実家のある市町のルールに沿った排出方法や、その市町の許可・委託を受けた業者への依頼をご案内します(家庭ごみの扱いは、ごみが出た場所の市町のルールによります)。カタクルが古物商許可のみを根拠に、許可範囲外の家庭ごみを自社で収集・処分することはありません。

また、人の目が届きにくい空き家は、「無料回収」をうたう業者のトラブルが起きやすい場所でもあります。まとめて積み込んだ後から高額請求する事例が各地で報告されています。無許可の回収業者には注意してください。

よくある質問

Q. 帰省したら、誰かが入った形跡がありました。どうすればよいですか?

まず建物の中には入らず、警察に連絡してください。中に人が残っている可能性があるためです。片付けや査定の相談は、警察の確認が済んで状況が落ち着いてからで構いません。以前に撮った部屋の写真があれば、何が無くなったかを確かめる手がかりになります。

Q. 家財を空き家に置いたままでも、査定はできますか?

できます。鍵を管理されている方やご家族に立ち会っていただいたうえで、現地で査定します。日程は帰省のタイミングに合わせて調整できます。ただし、その家が相続財産で相続人が複数いる場合、実際の買取は相続人全員の同意・委任の確認が取れてからになります(ご相談と査定は可能です)。

Q. 防犯カメラやセンサーライトは付けたほうがよいですか?

一般には、外から「人が来ている」と分かる状態を保つことが先で、設備はその補助になります。どの設備が合うかは家の構造や周辺環境で変わるため、警備会社や防犯設備の専門業者、警察署の生活安全担当に相談してください。カタクルは防犯診断や設備の設置は行っていません。

Q. 買取できない物はどうなりますか?

処分が必要な物は、実家のある市町のルールに沿った排出方法や、その市町の許可・委託を受けた業者への依頼をご案内します(いま住んでいる市町ではなく、ごみが出た場所の市町のルールになります)。カタクルが古物商許可のみを根拠に、許可範囲外の家庭ごみを自社で収集・処分することはありません。

防犯の第一歩は、「人が来ている家」に戻すこと

空き家の防犯は、設備を入れることから始まるのではなく、郵便物・外観・鍵を帰省のたびに整えて、外から「無人」と分からない状態に戻すことから始まります。そして片付けの面では、貴重品と値の付く物を先に持ち帰る、または保管場所を移す——それだけでも、入られたときの損失を抑えやすくなります(相続財産で相続人が複数いる場合は、記録して他の相続人に共有・了解を得てから動かします)。手放すかどうかは、その後で決めれば十分です(相続人が複数いる場合は、全員の同意を得てから)。

滋賀県内の空き家について、「家をどうするか決めていない」「まず何を持ち帰ればいいか分からない」という段階のご相談も歓迎です。ご依頼いただいた品物以外について、こちらから無理に買取をおすすめすることはありません。出張費・査定・キャンセルは無料です。

📷 【まずは部屋の写真1枚から】 実家のある市町と、部屋全体が分かる写真をお送りください。片付けの進め方と、査定できそうな物の目安をご案内します。 写真でのご案内は概算です。正式な査定金額は、現物を対面で確認してからお伝えします。 → LINEで写真を送る

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