2026-06-10
実家の片付けは何から始める?後悔しないための最初の3ステップ
「実家を片付けないといけないのは分かっているけれど、量が多すぎて何から手をつければいいか分からない」——ご相談でよく伺う悩みです。
結論から言うと、**最初にやるのは「捨てること」ではなく「分けること」**です。いきなりゴミ袋を持って始めると、大事な書類や値が付きうる物まで処分の山に入ってしまい、後から取り戻せなくなることがあります。
ただし、実家の物の多くは親御さんや相続人の持ち物です。仕分けや査定は手放さずに進められますが、売る・手放すのは、親御さんがご存命なら本人の意思を確認してから、相続財産にあたる物は相続人全員の同意を得てからにしてください。親御さんが認知症などでご自身の判断が難しい状態の場合や、相続放棄を検討している方がいる場合は、専門家に相談して方針が決まるまで売却も廃棄も見合わせてください。
📷 【何から手をつけるか迷ったら】 部屋全体が分かる写真を数枚お送りいただければ、仕分けの進め方と、査定できそうな物の目安をご案内します。 写真での相談だけなら、物を手放さずにできます(売る・手放すのは持ち主の意思や相続人全員の同意を確認してから。持ち主の判断が難しい状態のときや、相続放棄の検討中は、専門家に相談して方針が決まるまで見合わせてください)。 写真でのご案内は概算です。正式な査定金額は、現物を対面で確認してからお伝えします。 → LINEで写真を送る
始める前に:誰の持ち物かを確かめる
3つのステップに入る前に、片付ける物が誰の物かを確認しておきます。ここを飛ばすと、片付け自体は進んでも、後から家族の間で行き違いが起きやすくなります。
- 親御さんがご存命の場合——持ち主はご本人です。売る・手放すかどうかは、ご本人の意思を確認してから決めます。認知症などでご本人の判断が難しい状態の場合は、家族が代わりに決めて売却することはできません。成年後見制度などの手続きが必要になることがあるため、市町の窓口や弁護士・司法書士などの専門家に相談するまで、売却も廃棄も見合わせてください
- 親御さんが亡くなっている場合——家の中の物は相続財産にあたることがあります。相続人が複数いるなら、売る・捨てるは相続人全員の同意を得てからです。反対している方や連絡がつかない方がいる間は、捨てず・売らずに保管してください
- 相続放棄を検討している方がいる場合——同意の有無にかかわらず、そこで一度止めてください。相続財産にあたる物を処分すると、相続を承認したものとみなされる場合があります(民法921条)。相続放棄は原則として、相続の開始を知った時から3か月以内に家庭裁判所へ申述します。弁護士・司法書士などの専門家に相談し、相続の方針が決まるまで売却も廃棄も見合わせてください
どの場合でも、探す・分ける・写真で相談する・査定を受けるところまでは、物を手放さずに進められます。相続が絡む場合の線引きは遺産分割の前に、実家の物をどう扱う?、親御さんと一緒に進める場合は親の生前整理の進め方で詳しく説明しています。
ステップ1: 「探す物」を先に決める
片付けを始める前に、見つけたら取り分けておく物のリストを作ります。探し物は、家財を動かす前のほうが見つけやすくなります。
- 権利証・登記関係の書類、通帳・印鑑、保険証券、固定資産税の納税通知書
- 現金(封筒・本の間・タンスの奥などから出てくることがあります)
- 写真・アルバム・手紙など、後から取り返しがつかない物
- 貴金属・時計・カメラなど、値が付きうる物
見つけた物は箱をひとつ決めてまとめ、処分する物と混ざらないようにします。相続が絡む場合は、何をどこで見つけたかを記録して家族で共有しておくと、後の話し合いがしやすくなります。宛名がご自身でない封書は開けずに、そのまままとめておいてください。書類の残し方は遺品の書類、残す物・処分する物の仕分け方にまとめています。
このリストがあるだけで、「とりあえず全部ゴミ袋へ」という事故を防ぎやすくなります。
ステップ2: 「残す・売る候補・処分」に分ける
仕分けの箱(または部屋の一角)を「残す」「売る候補」「処分」の3つと、「保留」の置き場を用意して、出てきた物を振り分けます。コツはその場で悩まないこと。迷った物は保留に置き、最後にまとめて判断します。
「売れるかどうか分からない物」は、処分側ではなく売る候補に入れてください。古いカメラ、こけし、切手、お酒、工具——「これは売れないだろう」と思った物に値が付くことがあります。値が付くかどうかは種類や状態によるので、自分で決めつけずに査定で確かめるのがおすすめです。
「売る候補」は、あくまで査定に回す候補です。実際に売るかどうかは、上の「誰の持ち物か」の確認を済ませてから決めます。どんな物が買取の対象になるかは買取できる物の一覧に、捨てる前に見ておきたい物の例は実家の古い物、捨てる前に査定をにまとめています。
ステップ3: 処分は「実家のある市町」のルールを確認してから
最後に残った処分品は、ご自身がお住まいの市町ではなく、実家のある市町のルールに従って出します。滋賀県内でも、分別区分や粗大ごみ(大型ごみ)の呼び方・申込方法、持ち込みできる施設は市町によって異なります。量が多い場合は、市区町村の許可・委託を受けた業者への依頼も選択肢です。
処分に進むのも、売るときと同じく、持ち主の意思や相続人全員の同意を確認してからです。相続放棄を検討している方がいる間は、弁護士・司法書士などの専門家に相談し、相続の方針が決まるまで処分も見合わせてください。
人の出入りが少ない実家は、「無料回収」をうたう業者のトラブルが起きやすい場所でもあります。積み込んだ後から高額請求する事例が各地で報告されているため、無許可の回収業者にはご注意ください。
家族だけで進めにくいときは
ここまでの手順は、ご家族だけでも進められるようにまとめました。ただ、実家が遠方だったり、量が多かったり、相続と重なっていたりすると、時間も体力も想像以上にかかります。家をどうするかも含めた全体の組み立ては実家じまいの進め方、遠方から進める場合の準備は遠方から滋賀の実家じまいを進めるにはで解説しています。
カタクルは古物商として、お売りいただける物の査定とお買取りを行っています。お売りいただく際は、古物営業法にもとづきご本人確認をさせていただきます。ご依頼いただいた品物以外について、こちらから無理に買取をおすすめすることはありません。出張費・査定・キャンセルは無料です。ただし、値が付くかどうかは物の種類や状態によります。
処分が必要な家庭の不用品については、実家のある市町のルールに沿った排出方法や、市区町村の許可・委託を受けた業者への依頼をご案内します。カタクルが古物商許可のみを根拠に、許可範囲外の家庭ごみを自社で収集・処分することはありません。
よくある質問
Q. 親が元気なうちに、子どもだけで片付けを進めてもいいですか?
探し物や仕分け、写真での相談までは、物を手放さない作業なので、ご本人の意思を確認しながら一緒に進められます。ただ、持ち主は親御さんです。売る・手放すかどうかは、ご本人の意思を確認してから決めてください。認知症などでご本人の判断が難しい状態の場合は、家族だけで売却を決めることはできません。成年後見制度などの手続きが必要になることがあるため、専門家に相談するまで売却も廃棄も見合わせてください。
Q. 相続人が複数いる場合、先に片付けを始めてもいいですか?
相続人全員の同意がそろう前でも、探す・分ける・査定を受けるところまでは、物を手放さずに進められます。売る・捨てるは相続人全員の同意を得てからにしてください。相続放棄を検討している方がいる場合は、同意があっても先に進めず、弁護士・司法書士などの専門家に相談して、相続の方針が決まるまで売却も廃棄も見合わせてください。相続財産を処分すると、相続を承認したものとみなされる場合があります(民法921条)。
Q. 売れるかどうか分からない物はどうすればいいですか?
処分の山に入れず、「売る候補」として分けておいてください。写真で相談いただければ、値が付きそうかの目安をお伝えします。写真でのご案内は概算で、正式な査定金額は現物を対面で確認してからお伝えします。売るかどうかは、持ち主の意思や相続人全員の同意を確認してから決めてください。相続放棄を検討している方がいる場合は、専門家に相談し、相続の方針が決まるまで売却も廃棄も見合わせてください。
Q. 買取できない物はどうなりますか?
買取の対象にならない物や処分が必要な物は、実家のある市町のルールに沿った排出方法や、市区町村の許可・委託を受けた業者への依頼をご案内します。カタクルが古物商許可のみを根拠に、許可範囲外の家庭ごみを自社で収集・処分することはありません。
Q. 出張買取の場合、クーリング・オフはありますか?
ご自宅にお伺いして買取する取引など、特定商取引法の訪問購入に該当する場合は、法定書面を受け取った日から8日以内であれば、契約を解除できる場合があります。一方で、品目や取引内容によっては訪問購入の規定が適用されない場合もあります。対象となる取引では、必要な書面をお渡しし、クーリング・オフや品物の引渡しに関するルールをご説明します。
「分ける」から始めれば、後悔は減らせる
実家の片付けは、捨てるより先に分けることから。始める前に誰の持ち物かを確かめ、①探す物を決めて取り分け、②残す・売る候補・処分に分け、③処分は実家のある市町のルールで出す、の順に進めます。売る・手放すのは、親御さんがご存命なら本人の意思を確認してから(判断が難しい状態なら専門家に相談するまで見合わせ)、相続財産にあたる物は相続人全員の同意を得てから。相続放棄を検討している方がいる場合は、専門家に相談して方針が決まるまで売却も廃棄も見合わせてください。
「何から始めればいいか分からない」段階のご相談こそ歓迎です。滋賀県内での片付けの範囲と料金の目安は滋賀の空き家・実家じまいの片付けにまとめています。
📷 【まずは部屋の写真1枚から】 実家のある市町と、部屋全体が分かる写真をお送りください。仕分けの進め方と、査定できそうな物の目安をご案内します。 写真での相談だけなら、物を手放さずにできます(売る・手放すのは持ち主の意思や相続人全員の同意を確認してから。持ち主の判断が難しい状態のときや、相続放棄の検討中は、専門家に相談して方針が決まるまで見合わせてください)。 写真でのご案内は概算です。正式な査定金額は、現物を対面で確認してからお伝えします。 → LINEで写真を送る
関連サービス:滋賀の空き家・実家じまいの片付け / 滋賀の生前整理 / 滋賀の遺品整理 / 買取できる物の一覧
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