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2026-09-01

空き家の電気・水道・ガスは解約する?片付けと管理から考える

実家が空き家になったとき、多くの方が最初に迷うのが「電気・水道・ガスの契約をどうするか」です。誰も住んでいない家に基本料金を払い続けるのはもったいない気がする一方、全部止めてしまってよいのかも分からない——そんな状態で、なんとなく契約だけが続いている家は少なくありません。

結論から言うと、「いつ・どれを止めるか」は、これからの片付けと管理の予定から逆算すると判断しやすくなります。3つの契約は同じ扱いではありません。片付けや管理で使う場面が多い順に並べると、電気・水道・ガスの順になり、ガスは使う予定がなければ早めに閉栓を検討でき、電気と水道は「家の中の作業が残っているか」「管理に通い続けるか」で決まります。

この記事では、契約ごとに「空き家で何に使うのか」を整理したうえで、止めるときの注意点と、解約の前にやっておきたいことをまとめます。片付け全体の進め方は実家じまいの全体像:期間・順番・費用の考え方に、費用の考え方は空き家の片付け費用は何で決まる?にまとめていますので、あわせてご覧ください。

📷 【契約をどうするか迷っている段階でも、片付けの相談はできます】 実家のある市町と、部屋全体が分かる写真をお送りください。片付けの進め方と、査定できそうな物の目安をご案内します。 写真でのご案内は概算です。正式な査定金額は、現物を対面で確認してからお伝えします。 → LINEで写真を送る

先に決めることは「この家で、あと何をするか」

契約の判断で大事なのは、料金表ではなくこの家で残っている作業です。空き家に関わる作業は、おおまかに次の3つに分かれます。

この3つがどれくらい残っているかで、答えは家ごとに変わります。「片付けがまだ手つかずなら電気と水道は残す」「片付けが済んで管理だけなら水道の扱いを考える」「出口が決まりかけているなら、再契約の手間も含めて考える」——というのが基本の流れです。

空き家の電気・水道・ガス、残す・止めるの考え方の図解。1 電気は片付け・管理で使う(照明・掃除機に使う。分電盤の扱いは電力会社に確認)、2 水道は通水・封水・掃除に使う(止めるなら持参した水で排水口の封水を補充。凍結対策で水抜きした後は水を戻さない)、3 ガスは空き家で使う場面が少ない(使う予定がなければ閉栓を検討。連絡は都市ガスはガス会社、プロパンガスは販売店へ)

電気:片付けと管理が続く間は、残す判断がしやすい

3つの中で、片付け・管理と最も関わりが深いのが電気です。家財の仕分けや搬出は照明がないと夕方以降の作業ができず、掃除機も使えません。押入れや納戸のような暗い場所の確認は、日中でも照明が要ります。管理で通う場合も、冬場は日が短く、照明のない家では確認できる時間が限られます。

そのため、家の中の作業が残っているうちは電気を残し、片付けと清掃が終わった段階で止めるかどうかを考える、という順番が判断しやすいと思います。冷蔵庫や暖房器具など、通電したままの家電が残っている場合は、中身と電源の状態を先に確認してください。

長期間あける家では、使わない電気製品のプラグを抜いておくのが基本です。ホコリや配線の傷みからの発火(トラッキング現象)は、人がいない家では発見が遅れます。ブレーカーを落とすかどうかは、残している設備(給湯器の凍結防止ヒーターなど、通電が前提の機器)があるかで変わるため、分からない場合は電力会社や電気工事店に確認してください。

水道:通水と封水のために「使い道」が残りやすい

水道は、管理を続ける間は使い道が残ります。長く使わない配管の水を入れ替える「通水」、排水口の水たまり(封水)の補充、拭き掃除や手洗い——空き家の管理で水を使う場面は意外に多く、水道が生きていると手入れが楽になります。

一方で、水道を止めても管理はできます。排水口の封水は、持参した水をコップ数杯ずつ流せば補充できますし、掃除用の水もポリタンクで持ち込めます。帰省の頻度が低く、水を使う作業がほとんどないなら、止める選択も十分あります。

注意が要るのは冬です。滋賀県内でも湖北・湖西や山あいの地域では、無人の家の配管が凍結して破裂することがあります。凍結のおそれがある家で水抜きを済ませた場合は、通水や封水の補充で配管や器具に水を戻さないでください。戻した水がそのまま凍って器具を割ることがあります。水抜き後の排水トラップをどう扱うかは設備によって違うため、水道局や設備業者に確認してください。

なお、売却前の内見や引き渡し前の清掃、解体時の散水など、出口の段階で水道が再び必要になることがあります。出口が近いなら、いったん止めて再開栓する手間と比べて判断してください。

ガス:使う予定がなければ、閉栓の検討が早くできる

ガスは、空き家の片付けや管理で使う場面がほとんどありません。お湯を使う作業は限られますし、冬の暖房も、管理で短時間立ち寄るだけなら持ち込みの電気器具で足ります。「この家でもうガスを使う予定があるか」を考えて、なければ閉栓の連絡を早めに入れる——3つの中で最初に判断しやすい契約です。

連絡先は、都市ガスはガス会社、プロパンガス(LPガス)は販売店です。プロパンガスはボンベやメーターの引き取りが伴うことがあり、閉栓に立ち会いを求められる場合があります。帰省のタイミングに合わせて予約しておくと、二度手間になりません。閉栓すればガス漏れの心配ごとが一つ減り、無人の家を長くあけるうえでの安心材料にもなります。

解約・変更の前にやっておきたい3つのこと

どの契約を止めるにしても、手続きの前に確認しておきたいことがあります。

  1. 契約の名義と支払い方法を確かめる——契約者が亡くなった方のままだと、口座の凍結で引き落としができなくなり、未納の通知が誰も見ない空き家の郵便受けに届き続けることがあります。解約する契約はそのまま解約の連絡を、残す契約は名義変更や支払い方法の変更を、各事業者の窓口に早めに相談してください
  2. 検針票・請求書・お客さま番号の控えを保管する——解約にも名義変更にも契約情報が要ります。郵便受けや台所まわりに残っていることが多いので、片付けで捨ててしまう前に確保してください
  3. 家族・相続人の間で「誰が判断するか」を決めておく——その家が相続財産で相続人が複数いる場合、家財を捨てる・売るといった作業は全員の同意を得てから進めるのが原則です。契約の扱いも含めて、窓口になる人を決めておくと手続きが進めやすくなります。詳しくは遺産分割の前に、実家の物をどう扱う?を参照してください

片付けを頼むときは「電気・水道の状態」を伝えるとスムーズ

片付けを業者に依頼する場合、電気と水道が使えるかどうかで当日の段取りが変わります。使えない家でも片付け自体はできますが、照明や清掃の準備が変わるため、見積りの相談時に「電気は止めています」「水道は使えます」と伝えておくと、話が早く進みます。

カタクルは、買取対象品を古物商として査定・買取します。処分が必要な家庭の不用品については、実家のある市町のルールに沿った排出方法や、その市町の許可・委託を受けた業者への依頼をご案内します(家庭ごみの扱いは、ごみが出た場所の市町のルールによります)。カタクルが古物商許可のみを根拠に、許可範囲外の家庭ごみを自社で収集・処分することはありません。

片付けの中で出てくるカメラ・時計・書画・工具・贈答品などは、査定で値が付けば片付け費用から差し引ける場合があります。どんな物が対象になるかは買取できる物の一覧をご覧ください。

よくある質問

Q. 誰も住んでいないので、3つとも全部止めてよいですか?

家の中の作業がすべて終わっていて、管理も水を持参して行うなら、すべて止める選択はあります。ただし電気がないと家の中の確認や掃除がしづらくなること、封水の補充など水を使う手入れ自体は止めた後も必要なことは、その前提で考えてください(凍結対策で水抜きをした設備には、封水の補充を含めて水を戻さないでください。扱いは水道局や設備業者に確認を)。出口(売却・賃貸・解体)が近いなら、再契約の手間との比較も要ります。

Q. 契約者が亡くなっています。解約は誰がどうすればよいですか?

一般には、相続人やご家族が各事業者の窓口に連絡し、契約者が亡くなったことを伝えて解約や名義変更の手続きを進めます。必要な書類や手順は事業者によって異なるため、お客さま番号(検針票や請求書に記載)を手元に用意して、それぞれの窓口に確認してください。

Q. 電気も水道も止めた家ですが、片付けを頼めますか?

はい、ご相談いただけます。照明や清掃の段取りが変わるため、お問い合わせの際に電気・水道の状態をお知らせください。あわせて部屋全体の写真をお送りいただければ、進め方と査定できそうな物の目安をご案内します。

Q. 買取できない物はどうなりますか?

処分が必要な物は、実家のある市町のルールに沿った排出方法や、その市町の許可・委託を受けた業者への依頼をご案内します(いま住んでいる市町ではなく、ごみが出た場所の市町のルールになります)。カタクルが古物商許可のみを根拠に、許可範囲外の家庭ごみを自社で収集・処分することはありません。

契約の整理は「残っている作業」から逆算する

空き家の電気・水道・ガスは、「もったいないから止める」でも「不安だから全部残す」でもなく、この家に残っている作業から逆算すると迷いが減ります。ガスは使う予定がなければ早めに閉栓を検討し、電気は片付けと管理が続く間は残す判断がしやすく、水道は通水・封水との兼ね合いで決める——この順番で考えてみてください。凍結対策で水抜きをした設備に水を戻さないことと、名義・支払いの確認だけは、どの選択でも忘れずに。

そして契約の整理と並行して、家財の片付けを少しずつ進めておくと、出口を決めたときの一歩が軽くなります。滋賀県内の空き家について、「まだ何も決めていない」段階のご相談も歓迎です。ご依頼いただいた品物以外について、こちらから無理に買取をおすすめすることはありません。出張費・査定・キャンセルは無料です。

📷 【まずは部屋の写真1枚から】 実家のある市町と、部屋全体が分かる写真をお送りください。片付けの進め方と、査定できそうな物の目安をご案内します。 写真でのご案内は概算です。正式な査定金額は、現物を対面で確認してからお伝えします。 → LINEで写真を送る

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