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2026-08-06

実家の売却前の片付けはどこまで?不動産会社に相談する前にやること

「親から実家を相続したが、誰も住む予定がない」「施設への入居が決まって、家を売る方向で考えている」——実家の売却を考え始めたとき、最初に立ちはだかるのが、家財が残ったままの家です。不動産会社に相談するのが先か、片付けるのが先か。ご相談でもよく伺う迷いです。

結論から言うと、不動産会社への相談は、家財が残ったままでも始められます。ただし、「書類・貴重品の確保」「残す物の家族合意」「売れそうな物の査定」の3つは、相談より先に済ませておくのがおすすめです。売却の話が動き出してから慌てて片付けると、手続きに必要な書類や、売れたはずの物が処分に紛れ込みやすくなるからです。

この記事では、実家を売る前の片付けを、どの順番で・どこまで進めればよいかをまとめます。

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家財が残ったままでも、売却の相談は始められます

「家を空にしてからでないと、不動産会社に行けない」と思われがちですが、実際には、家財が残ったままでも価格の相談や査定に対応してもらえるのが一般的です。売るかどうか迷っている段階なら、片付けが終わるのを待つ必要はありません。

一方で、押さえておきたい前提が1つあります。引き渡しまでには、家財を運び出した「空の状態」にするのが基本だということです。家に残された家財(残置物)の扱いは売買契約の条件によりますが、原則として売主側で撤去することになります。また、内覧が始まってからも、物が減って掃除された状態のほうが、家の中を見ていただきやすくなります。

つまり、「相談は今すぐでも始められる。ただし片付けは、売却の進み方に合わせて計画的に進める必要がある」——これが売却前の片付けの全体像です。なお、売るか・貸すか・当面維持するかをまだ決めていない空き家の場合は、滋賀の実家が空き家に。片付けはいつ?放置のリスクと家の出口の決め方で「決める前の動き方」を解説しています。

不動産会社に相談する前に済ませたい3つのこと

相談そのものは家財があってもできますが、次の3つだけは先に済ませておくと、その後の売却手続きも片付けもぐっと楽になります。

1. 売却の手続きで使う書類と貴重品を確保する

実家の片付けで最初にやるべきは、ここでも「探す物リスト」です。売却を考えている場合は、通常の貴重品に加えて、手続きで必要になる書類が加わります。

これらは片付けの最中に「書類の山」として処分に紛れやすい物ばかりです。見つけたら必ず確保する物として、最初に決めておいてください。なお、相続した家を売るには、名義を相続人へ移す手続き(相続登記)が前提になります。手続きの詳細は、司法書士などの専門家や不動産会社にご確認ください。

2. 残す物・形見を家族で決めておく

売却のスケジュールが動き出すと、片付けは「期限のある作業」に変わります。その段階になってからアルバムや形見をゆっくり選ぶのは、時間的にも気持ちの面でも大変です。写真・手紙・思い出の品など、残す物の判断は、家族で時間のあるうちに済ませておきましょう。

3. 売れそうな物は、処分の前に査定へ

家を空にする作業では、量を減らすことに意識が向くため、価値のある物もまとめて処分に回ってしまいがちです。「売れるかどうか分からない物」は処分側に入れず、いったん分けておいて、まとめて査定に出すのがおすすめです。

実家を売る前の片付け、進め方の5ステップ

全体の流れは次の5ステップです。

  1. 書類・貴重品を確保する — 権利書・納税通知書・鍵・通帳など、上のリストの物を最初に別保管します
  2. 残す物・形見を家族で決める — 後から取り返しがつかない物ほど先に。迷う物は「保留」でかまいません
  3. 売れそうな物をまとめて査定に出す — 家を空にする前に。判断がつかない物こそ、写真で相談してください
  4. 残った家財を搬出・処分する — 実家のある市町のルールに沿って進めます
  5. 空にして簡易清掃する — 内覧や引き渡しに向けて、家の中を見てもらいやすい状態に整えます

仕分けそのもののコツ(3つに分ける・その場で悩まない)は、実家の片付けは何から始める?後悔しないための最初の3ステップで解説しています。

「売れる物」の査定は、家を空にする前に

長い年月住んだ実家からは、古いカメラや時計、工具、茶道具、未開栓のお酒、贈答品の未使用品などが出てくることがよくあります。売却前の片付けは物量が多く、処分の費用もかさみやすいからこそ、買取できる物を先に分けることが、費用の負担を抑えることにつながります

カタクルは、古物商として査定・買取を行う滋賀の片付け業者です。片付けのご依頼で買取できる物が見つかった場合、買取額をその分、作業料金から差し引きます。どんな物が対象になるかは買取できる物の一覧に、費用の考え方は家じまいの片付け費用を抑える方法にまとめています。

処分が必要な物は、実家のある市町のルールで

分けた結果、処分が必要になった物は、実家のある市町のルールに従って出します。滋賀県内でも、分別区分や粗大ごみの出し方は市町によって異なります。ご自身がいま住んでいる自治体とはルールが違うことも多いため、「実家のある市町」の案内を確認してください。

カタクルは、買取対象品を古物商として査定・買取します。処分が必要な家庭の不用品については、お住まいの自治体のルールに沿った排出方法や、市区町村の許可・委託を受けた業者への依頼をご案内します。カタクルが古物商許可のみを根拠に、許可範囲外の家庭ごみを自社で収集・処分することはありません。

また、期限に追われる売却前の片付けは、「無料回収」をうたう業者のトラブルが起きやすい場面でもあります。まとめて積み込んだ後から高額請求する事例が各地で報告されています。無許可の回収業者には注意してください。

よくある質問

Q. 家財が残ったままでも、不動産会社に査定してもらえますか?

家財が残ったままでも、価格の相談や査定に対応してもらえるのが一般的です。ただし、引き渡し時の残置物の扱いは契約条件によるため、詳細は不動産会社にご確認ください。片付けの計画だけは早めに立てておくと安心です。

Q. 片付けはいつまでに終えればよいですか?

売却の進め方によって変わりますが、内覧が始まる前に物量を減らせていると家の中を見てもらいやすくなり、遅くとも引き渡しまでに空の状態にするのが一般的です。売却のスケジュールに合わせた進め方から、一緒に整理できます。

Q. 仏壇や神棚が残っています。どうすればよいですか?

心理的に動かしにくい物こそ、早めに家族で方針を決めておきたい品です。供養や整理の進め方は、仏壇・神棚・人形の処分はどうする?供養と片付けの進め方にまとめています。

Q. 売るかどうか、まだ決めていません。片付けだけ相談できますか?

片付けだけを先に相談できます。不動産についての相談が必要になった場合は、提携する不動産会社へお繋ぎします。売却を断定したり、無理におすすめしたりすることはありません。

売る前の片付けは、「探す・残す・査定」から

実家の売却前の片付けは、「全部運び出す」という大仕事に見えますが、最初の一歩は、書類を探し、残す物を決め、売れそうな物を分ける——この3つだけです。ここまで済んでいれば、不動産会社への相談も、その後の片付けも、落ち着いて進められます。

滋賀県内の実家について、「売ると決めたわけではない」段階のご相談も歓迎です。

📷 【まずは部屋の写真1枚から】 実家のある市町と、部屋全体が分かる写真をお送りください。売却前の片付けの進め方と、査定できそうな物の目安をご案内します。 写真でのご案内は概算です。正式な査定金額は、現物を対面で確認してからお伝えします。 → LINEで写真を送る

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