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2026-08-12

60代からの生前整理は何から?まず手をつける3つのことと進め方

「そろそろ身のまわりを整理したほうがいいかな」と思いながら、何から手をつけるかが決まらないまま数年経ってしまった——60代の方からよくいただくご相談です。押入れを開けてはみたものの、一つ目の箱で手が止まって閉じた、という話もよく伺います。

結論から言うと、最初にやることは「捨てること」ではありません。自分の持ち物について、自分で決めたことを形に残しておくことです。物の量を減らすのは、そのあとで構いません。

この記事では、60代で生前整理を始めるときにまず手をつける3つのことと、迷う物の扱い方をまとめます。ご家族から親御さんに切り出す場合の進め方は生前整理は何から始める?親と一緒に進める順番と声のかけ方にありますので、ここではご本人が自分で進める場合に絞ります。

📷 【まだ何も片付いていない段階でも相談できます】 「どこから手をつけるか」で止まっている段階でも、部屋や納戸の写真があれば進め方をご案内できます。 写真でのご案内は概算です。正式な査定金額は、現物を対面で確認してからお伝えします。 → LINEで写真を送る

60代の生前整理は「減らす」より「決める」から始める

生前整理という言葉から、物をどんどん減らしていく作業を思い浮かべる方は多いと思います。けれど、片付けの現場で時間がかかるのは、運び出す作業そのものではなく**「これはどうするか」を決める場面**です。

その判断は、持ち主であるご本人にしかできないものが少なくありません。買った経緯、誰からもらった物か、まだ使うつもりがあるのか——こうしたことは、持ち物を見ただけでは分かりません。ご本人が元気なうちに進める生前整理には、自分の意思をそのまま反映できるという、ほかの時期にはない特徴があります。

ですので、最初のゴールは「部屋が片付くこと」ではなく、**「自分が決めたことが、後から見て分かる状態になること」**に置いてみてください。物が一つも減らなかった日でも、決めたことが増えていれば十分に前進です。

なお、生前整理を始める時期に決まりはありません。仕事や住まいの節目で時間が取りやすくなった、という理由で始める方もいれば、思い立ったところから少しずつという方もいらっしゃいます。ご自身のペースで構いません。

生前整理でまず手をつける3つのことの図解。1 使っている物に印をつける(今の暮らしで動いている物を確認)、2 書類と契約のありかをまとめる(通帳・保険・年金・鍵の場所を一覧に)、3 値が付く物を分ける(処分の山に入れる前に査定へ回す)

まず手をつける3つのこと

1. 今の暮らしで使っている物に印をつける

減らす物を探すより先に、「使っている物」のほうを確認します。この一年で手に取った服、実際に使っている食器、開いている本——量を数える必要はありません。ざっと見て回るだけで構いません。

この順番にする理由は、判断が軽くなるからです。「捨てるかどうか」は決めるのに気力が要りますが、「使っているかどうか」は事実を確認するだけなので手が止まりにくくなります。使っている物がはっきりすると、残りは自然と「使っていない物」として見えてきます。そこで初めて、手放すかどうかを考えれば十分です。

2. 書類と契約の「ありか」を一覧にまとめる

物より先に、情報から手をつけると全体が動きやすくなります。次のような項目を、中身ではなく「どこにあるか」だけ書き出してみてください。

一覧そのものは大切な情報ですので、置き場所はご自身で管理し、誰に伝えるかもご自身で決めてください。この一覧があると、ご家族が探し回る場面が減りますし、ご本人にとっても「どこに何があるか」を思い出す手がかりになります。

3. 値が付くかもしれない物を、処分の山に入れる前に分ける

3つ目は、手放すと決めた物の行き先を一度で決めないことです。手放す物をすべて処分の山にまとめてしまうと、値が付く物が混ざったまま出ていってしまうことがあります。

現場でよく出てくるのは、古い時計やカメラ、着物や和装小物、茶道具や掛け軸、切手やコイン、工具、お酒、贈答品のまま眠っている食器などです。使っていない=価値がない、とは限りませんので、判断に迷った物は処分側ではなく「見てもらう側」に置いてください。どんな物が対象になるかは買取できる物の一覧にまとめています。

ご自身の物であれば、来歴を説明できるという強みもあります。いつ頃どこで手に入れたか、箱や保証書が残っているか——査定の場でこうした情報が分かることには意味があります。ただし、値が付くかどうかは物の種類や状態によります。査定をすれば値が付く、という意味ではありません。

迷う物は「保留の置き場所」を先に決める

進めていくと、白黒がつけにくい物が出てくることがあります。思い出の品、家族から譲られた物、いつか使うかもしれない道具——ここで無理に決めようとすると、その日の作業ごと止まってしまいがちです。

おすすめは、保留の箱や棚を先に用意しておくことです。迷った物はそこへ入れて、「次の休みにもう一度見る」と時期だけ決めておきます。決められないことは失敗ではなく、生前整理では普通に起きることです。

ご家族に相談するのも、全部決めてからでなくて構いません。「今こういう順番でやっている」と途中経過を伝えておくだけでも、後から意図が伝わりやすくなります。

値が付く物と、処分が必要な物の線引き

生前整理では、手放す物が「売れる物」と「処分する物」に分かれます。カタクルは古物商として、お売りいただける物の査定とお買取りを行っています。お売りいただく際は、古物営業法にもとづきご本人確認をさせていただきます。ご本人以外の物をお売りいただく場合は、所有者ご本人の意思確認が前提です。

処分が必要な物については、お住まいの自治体のルールに沿った排出方法や、市区町村の許可・委託を受けた業者への依頼をご案内します。カタクルが古物商許可のみを根拠に、許可範囲外の家庭ごみを自社で収集・処分することはありません。

もう一点、お伝えしておきたいことがあります。「無料回収」をうたって在宅時に訪ねてくる業者のトラブルが各地で報告されています。その場で決めずに、いったん家族に連絡すると決めておくだけでも対応しやすくなります。

生前整理全体の流れや料金の考え方は滋賀の生前整理|料金と流れにまとめていますので、あわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 何歳から始めるものですか?

決まりはありません。時間が取りやすくなったタイミングで始める方が多いですが、思い立ったときに一段だけ、という始め方でも構いません。

Q. 家が広く、量が多くて終わる気がしません。

一日で終わらせようとせず、一回につき一か所と決めるのが続けるコツです。押入れの一段、食器棚の一列でも進んでいます。全体を一度に見ようとすると手が止まりやすくなります。

Q. 子どもに相談したほうがいいですか?

必要な物だけで構いません。書類や鍵のありか、譲る予定の物などは共有しておくと行き違いが減ります。何を手放すかの判断まで相談する必要はありません。

Q. 出張買取の場合、クーリング・オフはありますか?

ご自宅にお伺いして買取する取引など、特定商取引法の訪問購入に該当する場合は、法定書面を受け取った日から8日以内であれば、契約を解除できる場合があります。一方で、品目や取引内容によっては訪問購入の規定が適用されない場合もあります。対象となる取引では、必要な書面をお渡しし、クーリング・オフや品物の引渡しに関するルールをご説明します。

一段からでも構いません

60代からの生前整理でいちばん意味があるのは、片付いた部屋そのものよりも、自分で決めたという事実が残ることだと考えています。使っている物を確認して、書類のありかを書き出して、迷った物は保留に置く——ここまでで十分に形になります。

まずは今週、引き出しを一段だけ開けてみるところから始めてみてください。滋賀県内で「まだ何も決まっていない」という段階のご相談も歓迎です。

📷 【手放す前に、見ておいたほうがいい物があるかもしれません】 気になる棚や押入れの写真をお送りください。進め方と、査定を相談できそうな物の目安をご案内します。 写真でのご案内は概算です。正式な査定金額は、現物を対面で確認してからお伝えします。 → LINEで写真を送る

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